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はね丸妻の育児日記②長女についてと題して、情報共有をします

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七五三・晴れ着姿の長女

こんにちは、はね丸の妻です。
(長いので今後は「はね妻」と名乗ることにします)

初日記を書いてからずいぶんと時間が経ってしまっているような…。
気のせいでしょうか。(笑)

歩けるようになってからめっきり寝なくなってしまった&家じゅうイタズラし放題の次男坊に家事を妨害される日々に、若干滅入っておりまして。。
なかなかパソコンに向かう時間も気力もありませんでした。

が、今月中旬に我が家に新しい車がやってきたこともあり、少しモチベーションアップ!
…現金ですみません。(笑)
ようやくやる気が出てきたので、今日は長女について書こうと思います。

頭の中では、40歳での次男出産の事や、こども特有の病気の事、育児サークルや幼稚園・学校での役員経験の事(サークルと幼稚園では会長も務めました…)、長女が年中の時に勉強した要約筆記通訳の事など、書きたいことは山盛りで溢れているんですが、全部書き終えるのはいつになるやら…。

それまでどうか気長にお付き合いください。(笑)

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2人目・長女 逆子が直らず帝王切開での出産を経験


次男をツンツンする長女

長女は現在小学2年生。
長男が幼稚園に入園した年の4月に妊娠して、12月に出産しました。

実は、長女を妊娠する2ヶ月前にも1度妊娠したのですが、その時は残念ながらかなり初期の段階で流産しました。
超音波で姿を確認できないままだったので、いわゆる化学的流産というものでした。

初めての経験だったのでかなりショックは受けましたが、幸い長男の存在もありましたし、その時に長男からかけられた言葉で救われたこともあって、自分でも意外なほど立ち直るには時間が掛かりませんでした。
何となく、また近いうち授かれるような気もするなぁ…と感じてもいたので。

流産後の2ヶ月間は、今まで経験したことのないようなめまいに襲われたりそれなりに体調は崩しましたが、予感は見事に当たり(笑)それから本当にすぐに長女を授かりました。
しかも、いなくなってしまった命と2人分の生命力を持っていたようで、長女の妊娠期間はすこぶる順調でした。
最後の最後、逆子状態になってしまってからは頑として動いてくれず、予定帝王切開になってしまいましたが…。
この意志の強さ、というか頑固さは、生まれて来てからもしっかり身についてしまっており、手を焼くこともしばしばです。(笑)

しかも、予定帝王切開だから手術日が決まっていたのにもかかわらず、その日の4日も前に陣痛を起こして自らの意志で生まれてくるという強者でした。
出産予定日からは丸3週間早く、あと1日早かったら早産になるところでした。

それだけでもビックリなのに、さらにおまけがありまして…
生まれてきたのは、なんとお兄ちゃんの初めてのお遊戯会の真っ最中でした。
出産日が近いことは周りの人達も知っていたのですが、お遊戯会は手術日までまだ日にちがあったので、当日私が見に来ていないのをママ友達は心配してくれてたそうで。
出産後ベッドに寝たまま出産報告メールを送ったら、えーー!?産んじゃったの??とか、まさか出産してるとは思わなかった!!とビックリマークだらけのメールがたくさん返ってきたっけ。(笑)

あ、もう1つおまけがありました。

陣痛がかなり順調に進んでいたので、産婦人科の先生は「せっかくだから自然分娩させてあげたい」と思ってくれて、何とか逆子状態を直そうと必死になってくれました。
どう直すのかというと、原始的にお腹の上から赤ちゃんの向きをグリグリっと回転…。

普通の状態ならたぶん何ともないんでしょうけど、1分おきに来る激痛の波に耐えながらお腹をグリグリされたので、もう拷問みたいなものでした…。
余りの痛さに「お願いだから早く帝王切開してくれっーー!!」と心の中で叫んでいました。(笑)
残念ながら、あまり叫んだり出来ないタイプなので、あくまでも心の中で、ですが、本当に手術が始まるまで辛かったです。

長男の日記の時に、上には上がある、と書いたのはこれが理由でした。(笑)
長女を出産した後は心から「もう出産はこりごりだぁ…」と思っていたので、次男を妊娠した時はまさに青天の霹靂でしたねぇ…。

次男の妊娠出産についてはまた改めて。
次男の時には40歳という高齢と呼ばれる時期の妊娠出産だったので、上2人とはまたいろいろ違いました。



長男よりは丈夫な長女 でも初の入院を経験


長女10ヶ月 入院中の一コマ 次男クン ベビーベッドからにやり

よく育児に関しては「男の子の方が弱い」と言われていますが、我が家もまさにそうで、いつも重症化するのは長男でしたし、はね丸のアレルギー体質をしっかり受け継いでしまったのも長男でした。

長女も多少のアレルギーはありますが、アトピーもそんなに出なかったし喘息もひどくはなりませんでした。

が、2人とも喉が弱くて、風邪を引いて鼻水が出始めるとクループ症候群(急性喉頭炎)になりやすかったです。
クループ症候群の特徴的なところは、犬の遠吠えのようなケンケンという咳、と育児書にはよく書かれていましたが、子供達が実際にかかったのを見ていると、犬の遠吠えというよりはオットセイの鳴き声という方がピンときました。

ケンケンというよりはアウッアウッという感じの、喉の奥から絞り出すような咳というか。
空気の通り道である喉頭が狭くなってしまうので、すごく苦しそうな咳で病院で吸入して喉頭の腫れをおさえないと最悪の場合は呼吸困難になります。

最初にこの病気にかかったのは長男でしたが、この病気に限っては体の小さい長女の方が重症化を経験して、生後10ヶ月の頃には1週間の入院治療も経験しました。
(上の2枚の写真は入院時の長女と、1歳になった頃の次男です 似てる!!笑)

…思い返せば、この時も長男の運動会の日の夜に緊急入院だったなぁ…。
妹よ、兄に何か恨みでもあるのかい!?(笑)

5歳だった長男は、同じ症状でも一度病院で吸入してもらえばそれで落ち着いていたのですが、まだ乳児だった長女は救急診療で2度吸入し点滴もしてもらいましたがダメで、救急診療で紹介状を出されてそのまま入院になりました。
これも何かの縁なのか、本来なら家から徒歩15分の病院を紹介されたはずなのに、その日が祝日だったせいか別の病院へ、しかも長男を出産後引っ越して遠くなった、長男を出産した病院に紹介されました。

車で40分はかかる病院だったのですが、完全看護だから付添は不要なものの母乳しか飲まない長女を置いては帰れなくて、1週間ほぼ泊まり込みでした。
その間、長男は私の母に面倒を見てもらっていましたが、幼稚園から帰ってくると毎日のようにバスと電車を乗り継いで病院まで面会に来てくれていたので、母は本当に大変だったと思います。

親になってみて初めて、親の有り難さが身に沁みますね。
母がいなかったら、入院中ずっと娘を1人きりにしていたでしょうから、居てくれるだけで心強かった…。
日頃多少頭に来ることを言われても我慢しておこう、と秘かに思ったものです。(笑)

後にも先にも、子供達の入院はこの1度だけでしたが、自分が病気になるよりも心身ともに参りましたね。
点滴されている小さな手がとても痛々しかったし、私が少しでもベッドから離れると泣くのでトイレに行くのも気が気じゃなく。
少しくらいイタズラが過ぎても、元気でいてくれる方がよっぽどいいと思いました。

まぁ勝手なもので、元気な時は少しくらい具合が悪くてぐったりしてる方が大人しくて良いと思ったりもしますが。(笑)



幼稚園時代は明るく甘え上手 入学してからは引っ込み思案に…


長女 入学式

乳児期に入院を経験した長女ですが、それ以降は時々クループや喘息の症状は出るものの、全体的に長男よりは病気も少なかったように思います。
特に幼稚園時代は、長男が年間10~20日は欠席したのに対して、長女は年少の時こそ7日休んだもののあとの2年間は3日以内で済み、長男がもらえなかった皆勤賞の賞状を2年間もらえたのです。
出席停止になる病気は欠席にはなりませんが、それを除いても長男がダントツの欠席率です。(笑)

長期欠席すると、とかく幼稚園へ行くのを渋ったりしがちですが、それは2人ともあまりなかったのが救いです。
が、長女は違う意味で3年間毎日のように苦労して幼稚園に行かせてましたね…

小2になった今はだいぶ落ち着きましたが、ものすごく朝が弱くて毎朝起こすとグズグズ言ったり暴れてみたり。
寒い冬はもっとダメで、怒ってもなだめても全然ダメな日も多くてほとほと手を焼きました。
我も強いので、自分でやる!と言ったことを私がちょっとでも手を出すと泣き出したり…

本当にちょっとしたことで機嫌を損ねて園バスに乗るまで泣いているので、日々どうやったらご機嫌で送り出せるか思案していました。
それでも2~3日に1回はそんな調子だったので、先生方の間でも有名になってしまい朝泣いている長女を見て「えーー今日はそのテンションなのぉ…」と困る先生も。(笑)

でも、幸い幼稚園に行きたくなくて泣いてることはなかったので、園バスに乗ってしまえばケロッとしていたようで。
ある先生に「出発してすぐの角を曲がったら泣き止んでましたよ~」と言われてからは、とりあえず送り出してしまえ!という感じであまり深く考えないようにしてました。(笑)
幼稚園で困ったのはその登園までの時間くらいで、基本的にはお友達と遊ぶのも好き、運動会やお遊戯会などのイベントも好き、年長時には年少さんのお世話など責任感も刺激されて張り切っていたし、私も役員をやっていて頻繁に幼稚園に行く機会があったのでとても喜んでいて、問題なく幼稚園の3年は過ぎたのですが。

勉強のない幼稚園では良かったけど、一気に楽しみが減る学校に入学したらどうなっちゃうんだろう…と入学前は不安に駆られていました。
ちょうど卒園後・入学前の春休み中に次男を出産予定でもあったので、入学してもあまりフォローしてあげられない気もしていたし、6年間末っ子として甘えん坊で過ごしてきたのにいきなり真ん中っ子になる戸惑いも感じるだろうな…という不安もあり。
なんせ、私もはね丸も、そして長男も一番っ子として育ったので真ん中っ子や末っ子の気持ちはピンと来なくて。(笑)

せめて担任の先生は、新入生を盛り上げて楽しい学校生活を送れるようにフォローしてくれる、元気な明るい先生が良いなぁと考えていました。
でも…ふたを開けてみれば、別の学校から転任してきた中年の女の先生が担任で、まぁ未知数の先生だけどベテランそうだし大丈夫だろうと思っていたら、これが全くの想定外の先生でした…。
自分が学校に慣れていないこともあって全く余裕がないのか、はたまた元々そういう教育スタイルなのか、初めての参観で目にしたのは1年生相手にそこまでやるか!?と言いたくなるようなルールガチガチの息苦しい授業風景でした。

参観で親が来ていてテンションが高すぎても良いくらいの1年生が、誰一人私語もせずシーン…と静まりかえっていて、なんだか子供達が可哀想でした。
型通りの発言や行動じゃないとやり直しさせたり、授業中も先生には笑顔が全くないので、間違えたら怒られる…と思って子供達はびくびくしているのか、手を挙げていなくて指名された子は「わかりません」も言えない状態でビックリ。
もちろん、長女もその中の1人に入っていましたが。(笑)

かたや、隣のクラスの先生は正反対で明るく楽しい授業だったので、参観中も時折笑い声が聞こえてきてとても楽しそう。
(2年生ではその先生が担任になり一安心していますが笑)
うちのクラスの保護者はその様子を目の当たりにして、口をそろえて「隣のクラスが良かったね…」とガッカリ。

長男の1年生の時の先生は20代の男の先生でしたが、叱る時はびしっと・楽しむ時は自分も目一杯楽しむ、というような先生だったので、幼稚園の若い女の先生とはまた違った楽しさがあり長男も先生が大好きでしたし、学校も楽しく通えていましたが…長女は毎日緊張状態が続くので、学校も勉強もあまり好きではないとこぼすようになっていました。
もちろん、私も出産直後で構ってあげられなかったし先生だけのせいではないと思いますが、入学後は何をするにも自信を持てなくなってしまい、しばらくの間は習い事でも参観時の発表でも1人で前に立って何かすることが全く出来ませんでした。

これには私も正直面食らいましたね…。
今までは人見知りもしないし自分から進んで「やる!」というタイプの子だと思ってましたから、どうやって自信を付けてあげたら良いのか毎日のように悩みました。
良いところを見つけて褒めてあげたり、逆に叱咤激励してみたり。
どっちも響かなかった時には本当にお手上げ状態になりました。(笑)

でもこればっかりは、自分で「私は〇〇が上手にできる!」と気づいてもらわないことには始まらないんですよね。
長男も、一番っ子特有の超スロースターターというか慎重派だったので(笑)すけすけの網のアスレチックとか補助なし自転車とか、どんなに親が励ましても頑として挑戦もしなかったのに、自分でやる気スイッチを入れた途端あっという間にどっちも出来るようになりましたから。
何事にもきっと「適齢期」はあると思うので、歯がゆいけど親としては見守っていくほかないんでしょうね。



弟の面倒を見てくれる しっかりもののお姉ちゃん


ピアノ発表会での長女

そんな複雑な気持ちを抱えている(であろう)長女ですが、女の子だけあって母性もしっかり持っていて、次男の面倒は率先して見てくれる頼もしいお姉ちゃんへと成長しています。
長男は自分の気分で次男を可愛がったりすぐやめたりしますが、長女は私を助けたい!とか次男が泣いてて可哀想!という気持ちが強いみたい。

私が料理している間に次男が泣いたりすると、誰より先に抱っこしてあやしたり、どうにもならなければ私のところへ連れて来てくれます。
次男との体重差が10キロくらいしかないので、正直抱っこは危なっかしいのですが(笑)やっぱり女の子が1人いると良いですね。
将来は嫁のものになってしまう長男次男より、持つべきものは娘かな☆と思う今日この頃です。(笑)

次男の面倒を見た経験が、長女が母になった時に少しは活きると良いな。



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カテゴリー 妻の育児や家族のこと
キーワード 化学的流産,逆子,帝王切開,入院,クループ症候群,登園渋り,合わない担任,真ん中っ子








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